七草粥がおいしい。さつま揚げとたくあんも最高。
というわけで今回は、前回作成したインスタンスに自宅PCから接続する方法をメモしておく。
AWSで作った仮想サーバは当然Amazonのデータセンタに存在する。
前回はインスタンスを東京から15000km離れたウェストバージニア州に設置したので、
自宅から直接操作するなんてことはできない。なのでSSH通信を使って遠隔操作する。そのために使用するのがputtyだ。
puttyはフリーのtelnet/SSHクライアントソフトであり、仮想サーバを構築する上で(僕にとっては)必要不可欠な存在である。
まず、puttyを使う準備をしよう。
1.puttyのダウンロードページで「putty.zip」をクリックし、zipファイルをダウンロードする。
2.ダウンロードしたファイルを解凍すると、↓のような内容である事が確認できる。
3.アプリケーションがいくつか入っているが、利用するのは「putty.exe」「puttygen.exe」だけだ。
4.安全なSSH通信を行うには鍵が必要だ。ここで前回ダウンロードした鍵ファイルを使用する。
前回ダウンロードした鍵ファイルをputtyで使えるように加工する。「puttygen.exe」を起動。
5.「Load」をクリックし、前回ダウンロードした鍵ファイル(~.pem)を選択
6.読み込み成功メッセージが表示される。「OK」をクリック
7.何も入力せず「Save private key」をクリック。
パスワード設定しなくていいの?と訊かれるが「はい」をクリックする
8.新たに作成したputty用鍵ファイル(~.ppk)を保存。ファイル名は何でもok
以上でSSH通信の準備は整った。早速インスタンスに接続してみる。
1.AWS EC2のページへ行き、前回作成したインスタンスを起動する。
2.インスタンスをクリックして選択すると、画面下部にインスタンスの情報が表示される。
↓の画像の下線部を見てほしい。
一部ぼかしてある↑の画像では「107-xxx-19-1x1」となっている部分。
これがインスタンスのIPアドレスの値を表している。
3.先ほどダウンロードしたフォルダ内の「putty.exe」をクリックして起動
4.画面左側の「Category」から「Session」を選択し、
「Host Name (or IP address)」に先ほど確認したインスタンスのIPアドレスを入力する。
(今回の自分の場合、 107.xxx.19.1x1 がIPアドレスとなる)
5.次に、「Category」から「Window」>「Translaiton」を選択し、
「Remote character set」を「UTF-8」にする。
6.「Category」から「SSH」>「Auth」を選択し、
「Browse」をクリックして先ほど作成したputty用鍵ファイルを選択
7.画面右下の「Open」をクリック
8.この画面が表示されたら接続成功。
9.ユーザ名を入力してログイン!
初回ログイン時に使用するユーザ名はデフォルトで決められている。
インスタンス作成時に指定したOSがLinuxなら「ec2-user」、Ubuntuなら「ubuntu」など。
※もし「server refused our key」と表示されてログインできないようなら、
インスタンスを作り直してみる事をお勧めする。その際はKey Pairも新たに作成すること。
これでインスタンスをいじる準備は全て整った。
次回からはこの仮想サーバをカスタマイズして、アプリケーションサーバを構築していく。
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