アプリケーションサーバとSMTPサーバが必要になったので、Amazon Web Serviceを利用して作ってみようと思う。
お金を使いたくないので無料枠を最大限活用していく!
さてAWSには様々なサービスがあるが、仮想サーバマシンの構築にはEC2を利用する。
今回は、実際にEC2で仮想サーバを作成するところまでをメモしていこう。
EC2を利用するにあたって、当然のことながらまずAWSにアカウント登録しなければならない。
登録は無料だが、登録時にクレジットカードが必要だ。
僕はプリペイド式クレジットカードである『Vプリカ』を使った。
アカウントの登録が済んだら、次は無料枠の獲得。
1.AWSのトップページにある「クラウドサービス無料利用枠のご案内」をクリック
2.画面右側の「今すぐ申し込む」をクリック
ここでスクリーンショットを取り忘れていたことが発覚!!
たしか特に操作する事もなかった気がするからまぁいいか。
3.こんな画面になれば準備完了。
ここまで確認できたら、いよいよ仮想サーバの構築に取り掛かろう。
1.画面右上の「アカウント/コンソール」から、「AWS Manegement Console」をクリック
2.「EC2」をクリック
3.画面右上のユーザ名の隣に、仮想サーバを設置する地域が表示されている。
僕の場合はアメリカ東部、「N.Virginia」である。基本的にはどこでもいいんだけど、2013年1月現在、
後々利用することになるSESを無料で使うにはこれをアメリカ東部に設定しなければならない。
地域を変更する場合は、地域名をクリックし、プルダウンメニューから他の地域を選択すればいい。
というわけで「Launch Instance」をクリック
4.今回は「Classic Wizard」で説明する。「Continue」をクリック
5.仮想サーバのOSを選択する。自分はUbuntu 12.04.1 LTSの64bitを選択した。「Select」をクリック
ここで注意しておきたいのが☆マークである。☆が付いているOSは利用料がかからない。
6.この画面で確認しておくのが、インスタンスの能力である。
無料のOSを選択したので、能力の低い「micro」になっている。「Continue」をクリック
7.ここでは、仮想サーバに接続する時に使う鍵を設定する。
鍵ファイルを持っていない場合は「Create a new Key Pair」を選択し、鍵ファイルの名前を入力した後、
「Create & Download your Key Pair」をクリックして鍵ファイルをダウンロードする。
8.次に、Security Groupを設定する。Security Groupっていうのは要はフィルタリングルールの事である。
適宜IPアドレスとプロトコルを指定する。必要ならGroup Name等も編集し、「Continue」をクリック
ちなみに、Security Groupは後から変更可能。
9.ここまでの設定内容が表示される。確認した後「Launch」をクリック
10.この画面が表示されれば成功!
11.では、作成したインスタンスを確認してみる。EC2のトップページに戻って「Instances」をクリック
12.「N.Virginia」にインスタンスが作成され、起動しているのが確認できる。
EC2インスタンスの作成は以上だ。
AWS登録後1年間の無料期間内で、かつ無料OSを選択したインスタンスであれば、
running(起動)したまま放置していても料金はかからない。はず。
インスタンスをシャットダウンする場合は、上記手順12の画像の画面でインスタンスを右クリックし、
「Stop」をクリックすればいい。起動する場合は「Start」で再起動するなら「Reboot」だ。
このとき、誤って「Terminate」(インスタンス削除)をクリックして涙を飲まないよう注意。
また、インスタンスは起動する度にIPアドレスが変わる。クラウドだから当然といえば当然だが。
インスタンスに固定IPを持たせたい場合は「Elastic IP」という有料サービスを利用するしかない。
今回はここまで。もうねる。
次回は、今回作成したインスタンスをPCで操作する方法。
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