2017年4月から試験が実施されている情報処理安全確保支援士。
自分は2012年だか2013年だかの情報セキュリティスペシャリスト試験に合格しているので、
今年の夏だか秋だかまでは無試験で登録できるらしいが…
登録によるメリット
・情報処理安全確保支援士を名乗れる。
※情報処理安全確保支援士は業務独占資格ではない
登録によるデメリット
・いくつかの行為に罰則(懲役/罰金)がつく。秘密保持義務違反に関しては資格失効後も罰則の対象になる。
法律で読む情報処理安全確保支援士 - Qiita
・資格維持に3年で15万円、登録に2万円くらいかかる。
ただの名称独占資格だし維持に大金かかるし
情報処理安全確保支援士の制度ができた頃から「デメリットしかないじゃねーか」と言われてるけど
この辺りは今も変わってないみたい。
せめて資格自体の知名度や社会的ステータスが高ければ、名称独占でも登録するメリットもあるんだろうけど
この調子だと普及するまでにも相当な時間がかかるんじゃなかろうか。
維持費も高すぎるんだよなー
3年で15万円とか個人で払う気しないもんね。会社が払ってくれないと。
ひょっとして、制度で求める人物像と登録者の層が乖離しすぎるのを防ぐためにこうしているのだろうか。
つまり「政府機関や企業等における情報セキュリティ確保支援」が支援士の仕事であり、
そんなのペーパー試験に受かっただけの学生にできるわけないから維持費を高く設定して
費用を会社負担してもらえる社会人だけが登録するように誘導しよう…という腹なのかもしれない。
でもそんなの「受験資格は業務経験X年以上、職務経歴書提出必須、抜き打ち調査あり」
っていうCISSP形式みたいにしてしまえば話は早いわけで
IPAが何を考えてるのかいまいちよくわかんない。
おそらく今年中に登録のメリットが増したりデメリットが減ったりすることはないだろうし
また試験を受けるのも面倒だし、自分が支援士に登録することはないだろうな。
ひとこと
年に1回くらい、EVE Onlineやりたくなるのよね。
(2025.12.24)
2018年1月5日金曜日
2016年2月20日土曜日
CompTIA Security+について
CompTIA Security+を受験しました。
会社の方針で、毎年1つ以上は講習会や資格試験を受けることが推奨されており
資格手当の対象になっていて日本語で受験できるこの試験を選んだのだ。
資格試験を受けるのなんていつ以来だろう。
最後に受けたのがネットワークスペシャリストだから・・・約2年4か月振りだな。
■試験の概要
試験を主催しているのはCompTIAという団体。
30年以上前にアメリカで発足し、今では全世界でITスキルの認定試験を運用しているとか。
それゆえ海外でも資格試験の知名度が高いらしい。
Security+はセキュリティに重点を置いた試験。
ITSSではLv2に位置している。
900点満点のうち750点(正答率83.4%)以上で合格。
正答率のハードルがやたら高い。
CBT方式なので各地の試験センターで受験可能。
日本語にも対応している。
2016年5月まで、
1度不合格になっても2回目の受験料は無料というキャンペーンをやっているらしい。
受験料は3万円以上するので嬉しいといえば嬉しい。
■受験の感触
ITSS Lv2というと基本情報技術者試験と同じだし、自分はセキュリティの分野だとITSS Lv4の情報セキュリティスペシャリスト試験にも合格しているので、正直「こんなん余裕やろ」と思っていた。
インターネット上で予想問題を解いてみてもその感想は変わらなかったが・・・
いざ受験してみると回答に悩む問題が多かった。
「ビッシング」とか「ホエーリング」とか、片仮名表記はわかり辛いんだよな。。
日本語の文章が曖昧なところもあったが、原文(英語)の問題文も表示できるので助かった。
そして何より戸惑ったのが『シミュレーション問題』である。
Security+は四択式だと聞いていたんだけど、シミュレーション問題では選んだり入力したり。
ファイアウォールに設定するSCPのポート番号とか覚えてねえ。20番付近だったのは覚えてるけど・・・
実際の現場ではちゃっちゃとネットで調べて終わりだからな。
最初の5問がその『シミュレーション問題』で、ひょっとして全部こうなの?と不安になってしまった。
全66問のうち選択式の問題は61問だった。複数選択もいくつか。
結果は783点(正答率87%)だった。あぶねえ。。
まぁ合格できたからよしとしよう。
終わった後の感覚としては、正答率のハードルは高いが
「まぁ確かにLv2だな」という感じ。
まったくの素人が独学するとなると数か月かかりそうだけど、
技術者としての経験とセキュリティやネットワークの教養があれば2週間のおさらいで充分。
■勉強方法
出題範囲はセキュリティとネットワークで、
セキュリティでは技術分野だけでなく運用や管理についても広く問われる印象。
ネットワークについては基礎を押さえておくだけでよさそうで、
自分はネットワークスペシャリスト合格時の知識がまだ残っているので無勉。
これで特に困ることはなかった。
セキュリティについては、
情報処理技術者試験と違ってベンダ依存の技術についても出題されるし、
機器(アンテナの種類とか)に関する問題も出たので、
受験するにあたって改めて勉強しておいた方がいいと思う。
自分が使ったのはTACの参考書だけ。
360ページくらい。2週間ほど昼休みにめくって読破。
これ1冊で出題範囲はほぼカバーされているが、
載っていないこともちょくちょく出題されたので過信は禁物である。
あとところどころ「外人が書いたのか?」ってくらい日本語がおかしくて
読んでて苛々することがある。
ちなみにTACの書籍通販サイトで参考書とチケットのセットを買うとだいぶお得である。
横浜の試験センターで受験した後、
そごうでAshleigh & Burwoodのフレグランスランプを買った。いいにおい。

[2016.02.21 追記]
20日(土)の14時に受験して、
21日(日)の11時にはもう認定証とロゴをダウンロードできるようになってた。
まぁセキュリティ業界の技術者としてはCCIEクラスじゃないと名刺にロゴ載せられないと思うけど。。
昔取ったOracle Masterでは認定カードみたいなものが送られてきてた気がする。
海外の試験はこーいうのあるから少し嬉しいよね。
会社の方針で、毎年1つ以上は講習会や資格試験を受けることが推奨されており
資格手当の対象になっていて日本語で受験できるこの試験を選んだのだ。
資格試験を受けるのなんていつ以来だろう。
最後に受けたのがネットワークスペシャリストだから・・・約2年4か月振りだな。
■試験の概要
試験を主催しているのはCompTIAという団体。
30年以上前にアメリカで発足し、今では全世界でITスキルの認定試験を運用しているとか。
それゆえ海外でも資格試験の知名度が高いらしい。
Security+はセキュリティに重点を置いた試験。
ITSSではLv2に位置している。
900点満点のうち750点(正答率83.4%)以上で合格。
正答率のハードルがやたら高い。
CBT方式なので各地の試験センターで受験可能。
日本語にも対応している。
2016年5月まで、
1度不合格になっても2回目の受験料は無料というキャンペーンをやっているらしい。
受験料は3万円以上するので嬉しいといえば嬉しい。
■受験の感触
ITSS Lv2というと基本情報技術者試験と同じだし、自分はセキュリティの分野だとITSS Lv4の情報セキュリティスペシャリスト試験にも合格しているので、正直「こんなん余裕やろ」と思っていた。
インターネット上で予想問題を解いてみてもその感想は変わらなかったが・・・
いざ受験してみると回答に悩む問題が多かった。
「ビッシング」とか「ホエーリング」とか、片仮名表記はわかり辛いんだよな。。
日本語の文章が曖昧なところもあったが、原文(英語)の問題文も表示できるので助かった。
そして何より戸惑ったのが『シミュレーション問題』である。
Security+は四択式だと聞いていたんだけど、シミュレーション問題では選んだり入力したり。
ファイアウォールに設定するSCPのポート番号とか覚えてねえ。20番付近だったのは覚えてるけど・・・
実際の現場ではちゃっちゃとネットで調べて終わりだからな。
最初の5問がその『シミュレーション問題』で、ひょっとして全部こうなの?と不安になってしまった。
全66問のうち選択式の問題は61問だった。複数選択もいくつか。
結果は783点(正答率87%)だった。あぶねえ。。
まぁ合格できたからよしとしよう。
終わった後の感覚としては、正答率のハードルは高いが
「まぁ確かにLv2だな」という感じ。
まったくの素人が独学するとなると数か月かかりそうだけど、
技術者としての経験とセキュリティやネットワークの教養があれば2週間のおさらいで充分。
■勉強方法
出題範囲はセキュリティとネットワークで、
セキュリティでは技術分野だけでなく運用や管理についても広く問われる印象。
ネットワークについては基礎を押さえておくだけでよさそうで、
自分はネットワークスペシャリスト合格時の知識がまだ残っているので無勉。
これで特に困ることはなかった。
セキュリティについては、
情報処理技術者試験と違ってベンダ依存の技術についても出題されるし、
機器(アンテナの種類とか)に関する問題も出たので、
受験するにあたって改めて勉強しておいた方がいいと思う。
自分が使ったのはTACの参考書だけ。
360ページくらい。2週間ほど昼休みにめくって読破。
これ1冊で出題範囲はほぼカバーされているが、
載っていないこともちょくちょく出題されたので過信は禁物である。
あとところどころ「外人が書いたのか?」ってくらい日本語がおかしくて
読んでて苛々することがある。
ちなみにTACの書籍通販サイトで参考書とチケットのセットを買うとだいぶお得である。
横浜の試験センターで受験した後、
そごうでAshleigh & Burwoodのフレグランスランプを買った。いいにおい。

[2016.02.21 追記]
20日(土)の14時に受験して、
21日(日)の11時にはもう認定証とロゴをダウンロードできるようになってた。
まぁセキュリティ業界の技術者としてはCCIEクラスじゃないと名刺にロゴ載せられないと思うけど。。
昔取ったOracle Masterでは認定カードみたいなものが送られてきてた気がする。
海外の試験はこーいうのあるから少し嬉しいよね。
ラベル:
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security,
ネットワークスペシャリスト,
情報セキュリティスペシャリスト
2015年6月27日土曜日
情報処理技術者試験について No.3 - スペシャリスト短期必勝法? -
都内のセキュリティベンダに転職しました。
転職先の年間の資格手当はなんと50万円超。資格取っててヨカッター
-------------------------------------------------------
新人時代にスペシャリスト(DB,NW)を取得した時の勉強法をメモしておこう。
かなりきついが、これをやれば今からでも秋期の高度試験に合格できる自信がある。
受けないけど。
■勉強期間
3カ月半。
データベーススペシャリスト試験は4月中旬頃だから、1月頭から始めた。
ネットワークスペシャリスト試験は10月中旬頃だから、7月から始めた。
■勉強開始時点での実力
応用情報技術者と情報セキュリティスペシャリストは学生時代に取ってたけど
DBやNWを受験した時は新人SEだったので実務経験は皆無。
特にNWはかなり苦手意識を持っていた。
■使った参考書
データベーススペシャリストは『情報処理教科書』だけ。2013年度版だったっけな
これだけで充分。自信を持って薦められる最高の参考書だった。
ネットワークスペシャリストの参考書は『情報処理教科書』と『ネスペ23』。
それに加えて、『3 Minutes Networking』とか
『30 Minutes Networking』のWebページもよく見ていた。
■進め方
○まずは午前演習で基礎固め
最初の1か月は、ひたすら午前2の演習(午前1は免除だった)。
IPAのWebサイトで過去問を7年分くらいダウンロードしてひたすら繰り返し解く。
ここで基本的な専門用語とその意味を覚えつつ、勉強する癖を作る。
ほぼ満点を連発できるようになったら、1か月を待たずに次のステップに進む。
○午後1で考え方を学ぶ
次の1か月はひたすら過去問の午後1を解く。5年分くらいを繰り返し演習するのがいい。
はじめは全然理解が追いつかないし大問ひとつに1時間以上かかることもあるけど、
設問には自分なりにすべて答える。安易に模範解答を見ない。
演習後は解説を理解できるまで読むこと。必ず採点すること。
解説は情報処理教科書の購入者ページで読める。配点は自分で推測できる。
少し慣れてきたら、なるべく大問1つあたり40分を目安にして新しい問題に挑戦してみる。
1か月もすれば着眼点がわかってくるし午後1レベルの知識も身に付いているので、
新しい問題でも7割くらいは得点できるようになっているはず。
○午後2で精神を鍛える
最初は大問ひとつ解くのに3時間はかかるが、諦めずに最後まで回答すること。
人によるかもしれないけどDBは問2の基礎理論寄りの事例解析がとっつきやすくておすすめ。
とにかく過去問を解きまくり、その度に採点して解説を熟読する。これだけ。
これだけなんだけど最初は演習含め1回4時間はかかる。精神の修行である。
これを1か月ほぼ毎日続けた剛の者だけがこの地獄の強行軍で成功を手にできるのだ。
○最終調整
1か月に及ぶ午後2デスマーチを終えた頃には、午後2を初見で6割、
午後1なら8割は時間内で正解できるようになっているはず。
しかしそうでなくても大丈夫。この時点で試験まで2週間残っている。
この最後の期間は自分の不安要素を取り除くのに専念する。
午後2が弱いと感じるなら午後2を、午後1が不得意なら午後1を思うさま解く。
ただし、試験直前には必ず午前問題を解き直すこと。安定して9割は正解できるまで。
○試験当日
朝は早起きして、出かける前に必ずトイレに行っておくこと。
朝食はあっさりしたもので軽めに済ますといい。
試験会場までの交通情報をチェックし、30分前に着くくらいの余裕を持って出発。
自分の場合は試験1週間前あたりからipodを封印していた。
本番中に時間に追われ難問を前にうんうん悩んでいる最中、
間違っても好きなバンドの音楽を脳内自動再生してしまわないようにするためだ。
そして当日は昼食を摂らない。普段から昼は食べないことが多いというのもあるが
午後試験中にお腹が痛くなるのを怖れて水分もできるだけ摂らないようにしていた。
そして何より大事なことがひとつ。『絶対に途中退室しないこと』である。
途中で出ていく奴らはだいたい落ちてる。これ本当です。
僕は試験会場の部屋の受験番号の範囲をメモしておいて、その部屋にいた中で
どれくらいの人が合格したのかを合格発表時に確認しています。
まぁ高度試験ともなると9割近くの人が落ちるわけだけど、他の合格者の受験番号を見ては
「あーあの人も最後まで残って頑張ってたもんな」と心の中で健闘を讃えたりします。
高度試験は実質的に相対評価制。
建前はあれど、あくまで「上位15%のみが合格できる試験」であることを忘れてはいけない。
そして受験者の多くは応用情報技術者試験や他の高度試験を突破してきた猛者たちなのだ。
一通り解いて時間が余っていても、時間切れまで見直して凡ミスを排除すること。
これが結果の明暗を分けることもある。
それまでの努力を無駄にしないためにも途中退室は絶対に駄目。
少なくとも、FE/AP/SC/DB/NWを最短の2年半で突破してきた僕は、午前試験を含め
一度も途中退室したことはありません。
-------------------------------------------------------
情報処理技術者試験は、今のところ特に目標もないので受ける予定はないけど
そのうちCCNAとか取ってみようかな。楽そうだし手当でるし
しかしいずれは論文系にも挑戦しなければ・・・
余談だけど『役に立ったスペシャリスト試験ランキング』でも発表しようかな(唐突)
1位 データベーススペシャリスト
なんだかんだで大抵の案件でDBの知識が要るので、新人ほやほやで合格できたのは大きかった。
しかも受かりたての頃にちょうどPL/SQL使う仕事やってたしね。
転職してからもTBL設計を任されてこなしてるので、勉強したことが身に付いてる感が強い。
そして意外にも組込みメモリのファームウェア開発でもDBの考え方は役立った。
メモリの論物管理がまさにDBの思想
2位 ネットワークスペシャリスト
僕のこれまでの仕事では直接役立つ機会は少なかったが、
大規模システム開発の案件でインフラチームの人と話し合う時なんかで
専門的な内容でもスムーズに会話できたのが嬉しかった。
SMTP関係で厳しい要件で仕様作った時もとっかかりが楽だったな。
今はネットワークの知識必須の仕事なので毎日役立ってる。
若造の割に好条件のオファーで転職できたのもおそらくこの資格のおかげだろう・・・
保持資格としては一番高く評価されることが多い気がする。
3位 情報セキュリティスペシャリスト
上の2つと比べると「今役立ってる!」と思えることが少ない。
まさに今!と思えたのなんて組込みの現場でC言語を使ってた時だけだな。。
それもバッファオーバフロー関係と暗号化やハッシュ化だけだしな。。。
でもプログラミングやネットワーク関係だけじゃなく、
運用面や人的なセキュリティリスクについて学べたので普段のセキュリティ意識は高くなった。
意識が高くなって情報収集する癖がついたのも良いことだな。
岡崎市立中央図書館事件の話がきっかけで仲良くなれた上司もいたし。
組込みの現場ではエンベデッドスペシャリストを持ってる人が2人いたけど
その人たちは壮絶に優秀なエンジニアだったな・・・
転職先の年間の資格手当はなんと50万円超。資格取っててヨカッター
-------------------------------------------------------
新人時代にスペシャリスト(DB,NW)を取得した時の勉強法をメモしておこう。
かなりきついが、これをやれば今からでも秋期の高度試験に合格できる自信がある。
受けないけど。
■勉強期間
3カ月半。
データベーススペシャリスト試験は4月中旬頃だから、1月頭から始めた。
ネットワークスペシャリスト試験は10月中旬頃だから、7月から始めた。
■勉強開始時点での実力
応用情報技術者と情報セキュリティスペシャリストは学生時代に取ってたけど
DBやNWを受験した時は新人SEだったので実務経験は皆無。
特にNWはかなり苦手意識を持っていた。
■使った参考書
データベーススペシャリストは『情報処理教科書』だけ。2013年度版だったっけな
これだけで充分。自信を持って薦められる最高の参考書だった。
ネットワークスペシャリストの参考書は『情報処理教科書』と『ネスペ23』。
それに加えて、『3 Minutes Networking』とか
『30 Minutes Networking』のWebページもよく見ていた。
■進め方
○まずは午前演習で基礎固め
最初の1か月は、ひたすら午前2の演習(午前1は免除だった)。
IPAのWebサイトで過去問を7年分くらいダウンロードしてひたすら繰り返し解く。
ここで基本的な専門用語とその意味を覚えつつ、勉強する癖を作る。
ほぼ満点を連発できるようになったら、1か月を待たずに次のステップに進む。
○午後1で考え方を学ぶ
次の1か月はひたすら過去問の午後1を解く。5年分くらいを繰り返し演習するのがいい。
はじめは全然理解が追いつかないし大問ひとつに1時間以上かかることもあるけど、
設問には自分なりにすべて答える。安易に模範解答を見ない。
演習後は解説を理解できるまで読むこと。必ず採点すること。
解説は情報処理教科書の購入者ページで読める。配点は自分で推測できる。
少し慣れてきたら、なるべく大問1つあたり40分を目安にして新しい問題に挑戦してみる。
1か月もすれば着眼点がわかってくるし午後1レベルの知識も身に付いているので、
新しい問題でも7割くらいは得点できるようになっているはず。
○午後2で精神を鍛える
最初は大問ひとつ解くのに3時間はかかるが、諦めずに最後まで回答すること。
人によるかもしれないけどDBは問2の基礎理論寄りの事例解析がとっつきやすくておすすめ。
とにかく過去問を解きまくり、その度に採点して解説を熟読する。これだけ。
これだけなんだけど最初は演習含め1回4時間はかかる。精神の修行である。
これを1か月ほぼ毎日続けた剛の者だけがこの地獄の強行軍で成功を手にできるのだ。
○最終調整
1か月に及ぶ午後2デスマーチを終えた頃には、午後2を初見で6割、
午後1なら8割は時間内で正解できるようになっているはず。
しかしそうでなくても大丈夫。この時点で試験まで2週間残っている。
この最後の期間は自分の不安要素を取り除くのに専念する。
午後2が弱いと感じるなら午後2を、午後1が不得意なら午後1を思うさま解く。
ただし、試験直前には必ず午前問題を解き直すこと。安定して9割は正解できるまで。
○試験当日
朝は早起きして、出かける前に必ずトイレに行っておくこと。
朝食はあっさりしたもので軽めに済ますといい。
試験会場までの交通情報をチェックし、30分前に着くくらいの余裕を持って出発。
自分の場合は試験1週間前あたりからipodを封印していた。
本番中に時間に追われ難問を前にうんうん悩んでいる最中、
間違っても好きなバンドの音楽を脳内自動再生してしまわないようにするためだ。
そして当日は昼食を摂らない。普段から昼は食べないことが多いというのもあるが
午後試験中にお腹が痛くなるのを怖れて水分もできるだけ摂らないようにしていた。
そして何より大事なことがひとつ。『絶対に途中退室しないこと』である。
途中で出ていく奴らはだいたい落ちてる。これ本当です。
僕は試験会場の部屋の受験番号の範囲をメモしておいて、その部屋にいた中で
どれくらいの人が合格したのかを合格発表時に確認しています。
まぁ高度試験ともなると9割近くの人が落ちるわけだけど、他の合格者の受験番号を見ては
「あーあの人も最後まで残って頑張ってたもんな」と心の中で健闘を讃えたりします。
高度試験は実質的に相対評価制。
建前はあれど、あくまで「上位15%のみが合格できる試験」であることを忘れてはいけない。
そして受験者の多くは応用情報技術者試験や他の高度試験を突破してきた猛者たちなのだ。
一通り解いて時間が余っていても、時間切れまで見直して凡ミスを排除すること。
これが結果の明暗を分けることもある。
それまでの努力を無駄にしないためにも途中退室は絶対に駄目。
少なくとも、FE/AP/SC/DB/NWを最短の2年半で突破してきた僕は、午前試験を含め
一度も途中退室したことはありません。
-------------------------------------------------------
情報処理技術者試験は、今のところ特に目標もないので受ける予定はないけど
そのうちCCNAとか取ってみようかな。楽そうだし手当でるし
しかしいずれは論文系にも挑戦しなければ・・・
余談だけど『役に立ったスペシャリスト試験ランキング』でも発表しようかな(唐突)
1位 データベーススペシャリスト
なんだかんだで大抵の案件でDBの知識が要るので、新人ほやほやで合格できたのは大きかった。
しかも受かりたての頃にちょうどPL/SQL使う仕事やってたしね。
転職してからもTBL設計を任されてこなしてるので、勉強したことが身に付いてる感が強い。
そして意外にも組込みメモリのファームウェア開発でもDBの考え方は役立った。
メモリの論物管理がまさにDBの思想
2位 ネットワークスペシャリスト
僕のこれまでの仕事では直接役立つ機会は少なかったが、
大規模システム開発の案件でインフラチームの人と話し合う時なんかで
専門的な内容でもスムーズに会話できたのが嬉しかった。
SMTP関係で厳しい要件で仕様作った時もとっかかりが楽だったな。
今はネットワークの知識必須の仕事なので毎日役立ってる。
若造の割に好条件のオファーで転職できたのもおそらくこの資格のおかげだろう・・・
保持資格としては一番高く評価されることが多い気がする。
3位 情報セキュリティスペシャリスト
上の2つと比べると「今役立ってる!」と思えることが少ない。
まさに今!と思えたのなんて組込みの現場でC言語を使ってた時だけだな。。
それもバッファオーバフロー関係と暗号化やハッシュ化だけだしな。。。
でもプログラミングやネットワーク関係だけじゃなく、
運用面や人的なセキュリティリスクについて学べたので普段のセキュリティ意識は高くなった。
意識が高くなって情報収集する癖がついたのも良いことだな。
岡崎市立中央図書館事件の話がきっかけで仲良くなれた上司もいたし。
組込みの現場ではエンベデッドスペシャリストを持ってる人が2人いたけど
その人たちは壮絶に優秀なエンジニアだったな・・・
2014年1月11日土曜日
情報処理技術者試験について No.2
平成25年度12月、無事にネットワークスペシャリスト試験に合格する事ができた。
更新。

資格の評価やらなんやらは以前書いたので、今回は今現在の資格に対する僕個人の偏見をメモしておこう。
【偏見その1】応用情報技術者(笑)
まず断っておくが応用情報技術者は紛うことなき難関資格である。
問われる内容がかなり専門的で、かつ範囲が広い。IT業界人でもなければ問題文の読解すら不可能。
確かに難しい。僕だって合格した時はすごく嬉しかったよ。
しかし周りを見渡してみると、この資格を取って満足しきってしまう奴の多い事!
応用情報技術者が難関である所以は、専門性よりもその出題範囲の広さにある。
ひとつひとつの分野で要求される「理解の深さ」は実は大したものじゃないのだ。
高度区分試験の出題内容と比較してみればよくわかるだろう。
応用情報技術者試験に合格したからといって、その知識が実務レベルで役に立つというわけでは決してない。
【偏見その2】情報セキュリティスペシャリスト(笑)
まず断っておくが情報セキュリティスペシャリストは紛うことなき難関資格である。
問われる内容は実務的で専門性が高く、データベースやネットワークなどの他分野との関連だけでなく
情報システムの運用管理方法まで視野に入れておかなければならない。あとP部長こわい。
確かに難しい。僕だって合格した時はものすごく嬉しかったよ。
しかしこの資格を取ってもほとんど役に立たない!
「社員に取らせたいIT資格ランキング」みたいなランキングでは近年、この資格はだいたいTOP3に入っている。
会社的には、社員の情報セキュリティに対する意識を高めることでセキュリティリスクを低減したいのだろう。
実際その効果はあると思うし、情報漏洩など起ころうものなら数千万円以上の損害を覚悟しないといけないため
経営者からすると馬鹿にならない。中小企業なら倒産もありうる。
とはいえこの試験で出題される内容は概念的なものが多いので、開発の現場でリスク対策を実装するような段階では
具体的な技術や対策手順を提案するには心許ない。
つまるところ、合格した所で例えば実際にセッションハイジャックできるようになるわけではなく、
自分でセッションハイジャックできない以上セッションハイジャックを防ぐのは難しいってことだな。
【偏見その3】「資格(笑)」(笑)
「情報処理の資格なんか取っても意味ない」って言う人は案外多いが、9割方は資格を持ってない人たちである。
その手の人たちの言い分は「技術があれば資格がなくても仕事ができる」というものだが、
技術があれば資格なんかすぐ取れちゃうはずで、つまり資格を持ってないということは・・・
「受験したことがない」なら、その資格の難易度や価値なんかわかるわけがないから黙っておくべきだし
「不合格」なら僻みだよね。
要するにそういうことはスペシャリスト3つ取ってから言ってくださいねということだ。
資格の他にも大事なことがあるっていうのは大賛成だ。実務経験とか協調性とか言語能力とかすごく大切。
とはいえITの仕事をするならITに関する知識や技術を客観的に証明できることも大事なんだよね。
更新。
資格の評価やらなんやらは以前書いたので、今回は今現在の資格に対する僕個人の偏見をメモしておこう。
【偏見その1】応用情報技術者(笑)
まず断っておくが応用情報技術者は紛うことなき難関資格である。
問われる内容がかなり専門的で、かつ範囲が広い。IT業界人でもなければ問題文の読解すら不可能。
確かに難しい。僕だって合格した時はすごく嬉しかったよ。
しかし周りを見渡してみると、この資格を取って満足しきってしまう奴の多い事!
応用情報技術者が難関である所以は、専門性よりもその出題範囲の広さにある。
ひとつひとつの分野で要求される「理解の深さ」は実は大したものじゃないのだ。
高度区分試験の出題内容と比較してみればよくわかるだろう。
応用情報技術者試験に合格したからといって、その知識が実務レベルで役に立つというわけでは決してない。
【偏見その2】情報セキュリティスペシャリスト(笑)
まず断っておくが情報セキュリティスペシャリストは紛うことなき難関資格である。
問われる内容は実務的で専門性が高く、データベースやネットワークなどの他分野との関連だけでなく
情報システムの運用管理方法まで視野に入れておかなければならない。あとP部長こわい。
確かに難しい。僕だって合格した時はものすごく嬉しかったよ。
しかしこの資格を取ってもほとんど役に立たない!
「社員に取らせたいIT資格ランキング」みたいなランキングでは近年、この資格はだいたいTOP3に入っている。
会社的には、社員の情報セキュリティに対する意識を高めることでセキュリティリスクを低減したいのだろう。
実際その効果はあると思うし、情報漏洩など起ころうものなら数千万円以上の損害を覚悟しないといけないため
経営者からすると馬鹿にならない。中小企業なら倒産もありうる。
とはいえこの試験で出題される内容は概念的なものが多いので、開発の現場でリスク対策を実装するような段階では
具体的な技術や対策手順を提案するには心許ない。
つまるところ、合格した所で例えば実際にセッションハイジャックできるようになるわけではなく、
自分でセッションハイジャックできない以上セッションハイジャックを防ぐのは難しいってことだな。
【偏見その3】「資格(笑)」(笑)
「情報処理の資格なんか取っても意味ない」って言う人は案外多いが、9割方は資格を持ってない人たちである。
その手の人たちの言い分は「技術があれば資格がなくても仕事ができる」というものだが、
技術があれば資格なんかすぐ取れちゃうはずで、つまり資格を持ってないということは・・・
「受験したことがない」なら、その資格の難易度や価値なんかわかるわけがないから黙っておくべきだし
「不合格」なら僻みだよね。
要するにそういうことはスペシャリスト3つ取ってから言ってくださいねということだ。
資格の他にも大事なことがあるっていうのは大賛成だ。実務経験とか協調性とか言語能力とかすごく大切。
とはいえITの仕事をするならITに関する知識や技術を客観的に証明できることも大事なんだよね。
2013年7月10日水曜日
情報処理技術者試験について
情報処理技術者試験。
学生だった2011年秋から、新人SEとして忙しく憂鬱に過ごしている今春まで4回受験。

2011年秋 基本情報技術者 合格
2012年春 応用情報技術者 合格
2012年秋 情報セキュリティスペシャリスト 合格
2013年春 データベーススペシャリスト 合格
そんな僕が、IT業界での情報処理技術者試験の評価を軽くメモしておく。
ITパスポート
専門知識としては低レベルすぎてIT業界ではまったく評価されない。
新人ならまだしも、普通は受験するのも憚られるレベル。
難易度 :低
就活評価:低
社内評価:低
基本情報技術者
情報系の学生なら持ってて欲しい。
2年かけても合格できない学生はITの適性がかなり低い。
就活ではそこそこアピールできるが、
「基本的な知識はあるんだな」「そこそこ勉強したんだな」と思われる程度。
現場では持ってても特に評価にはならない。
難易度 :低
就活評価:中
社内評価:低
応用情報技術者
情報系の学生でもこれを持っている人は少ない。
就活では良いアピールになる。「真面目に勉強してきたんだな」と思われる。
地頭が悪いか不真面目だと合格できない。そこそこ難関。
難易度 :中
就活評価:高
社内評価:中
スペシャリスト
情報セキュリティ:「四天王最弱」と言われる事もあるが問われる内容はかなり高度。開発職では非実用的。
ネットワーク:最難関の一角。合格には膨大な専門知識が必要。しかしその分かなり実用的らしい。
データベース:最難関の一角。必要な知識はネットワークほど多くないが深い理解とセンスが必要。かなり実用的。
エンベデッド:異色。組込み系に縁がないと学習にとんでもなく時間がかかるらしい。持ってる人を見た事がない
各分野とも国内最難関。
ひとつでも持っていると普通の学生の間では崇められる。
新人で2つ持ってると先輩が近寄ってこなくなる。
現場では「その分野は詳しいんだな」って感じ。
しかし中堅以上は資格より実務経験優先。
難易度 :高
就活評価:高
社内評価:高
論文系は知りません。
今ちょうどデータベース関係の案件に携わっているんだけれども
データベーススペシャリストを取って良かったと心底思っています。
現場ではテーブル数100弱、属性数1000以上のデータベースを扱ってるからね。。
難解なER図をすらすら読めるのはかなり楽。
それなりにSQL知ってるから効率的なクエリを作るのに時間がかからない。
業務知識を持ってるのも大きい。
応用情報技術者もなかなかの難関資格ではあるけど、実務ではあまり通用しないな。
スペシャリスト試験と比べると各分野の内容もかなり低レベルに感じる。
(H23特別の応用DB,SCを解いてみたら計15分程度で両方満点とれた・・・)
というわけで、技術者を目指すなら早いうちにスペシャリストを取りましょう。
追記:情報処理技術者試験について No.2
学生だった2011年秋から、新人SEとして忙しく憂鬱に過ごしている今春まで4回受験。

2011年秋 基本情報技術者 合格
2012年春 応用情報技術者 合格
2012年秋 情報セキュリティスペシャリスト 合格
2013年春 データベーススペシャリスト 合格
そんな僕が、IT業界での情報処理技術者試験の評価を軽くメモしておく。
ITパスポート
専門知識としては低レベルすぎてIT業界ではまったく評価されない。
新人ならまだしも、普通は受験するのも憚られるレベル。
難易度 :低
就活評価:低
社内評価:低
基本情報技術者
情報系の学生なら持ってて欲しい。
2年かけても合格できない学生はITの適性がかなり低い。
就活ではそこそこアピールできるが、
「基本的な知識はあるんだな」「そこそこ勉強したんだな」と思われる程度。
現場では持ってても特に評価にはならない。
難易度 :低
就活評価:中
社内評価:低
応用情報技術者
情報系の学生でもこれを持っている人は少ない。
就活では良いアピールになる。「真面目に勉強してきたんだな」と思われる。
地頭が悪いか不真面目だと合格できない。そこそこ難関。
難易度 :中
就活評価:高
社内評価:中
スペシャリスト
情報セキュリティ:「四天王最弱」と言われる事もあるが問われる内容はかなり高度。開発職では非実用的。
ネットワーク:最難関の一角。合格には膨大な専門知識が必要。しかしその分かなり実用的らしい。
データベース:最難関の一角。必要な知識はネットワークほど多くないが深い理解とセンスが必要。かなり実用的。
エンベデッド:異色。組込み系に縁がないと学習にとんでもなく時間がかかるらしい。持ってる人を見た事がない
各分野とも国内最難関。
ひとつでも持っていると普通の学生の間では崇められる。
新人で2つ持ってると先輩が近寄ってこなくなる。
現場では「その分野は詳しいんだな」って感じ。
しかし中堅以上は資格より実務経験優先。
難易度 :高
就活評価:高
社内評価:高
論文系は知りません。
今ちょうどデータベース関係の案件に携わっているんだけれども
データベーススペシャリストを取って良かったと心底思っています。
現場ではテーブル数100弱、属性数1000以上のデータベースを扱ってるからね。。
難解なER図をすらすら読めるのはかなり楽。
それなりにSQL知ってるから効率的なクエリを作るのに時間がかからない。
業務知識を持ってるのも大きい。
応用情報技術者もなかなかの難関資格ではあるけど、実務ではあまり通用しないな。
スペシャリスト試験と比べると各分野の内容もかなり低レベルに感じる。
(H23特別の応用DB,SCを解いてみたら計15分程度で両方満点とれた・・・)
というわけで、技術者を目指すなら早いうちにスペシャリストを取りましょう。
追記:情報処理技術者試験について No.2
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